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徳川慶喜滞在記録 ●明治４４年〜４５年 １２月２５日 慶喜国府津着 ２７日 喘息で不眠 高熱のため東京より主治医・高山恵太郎医師出張 国府津の和仁眞一医師が連日往診 １月 １日 誠（９男）、慶喜を訪問のため国府津館へ宿泊、翌日見舞 １４日 全快し入浴、以後ほとんど毎日邸内や近所を散歩 ２月 ７日 邸内で写真撮影 １１日 酒匂・松涛園へ遊行 １６日 曽我へ観梅 ２６日 小田原へ観梅 ３月 ９日 森戸の松まで散歩し、ツクシ摘み ２３日 山越えして、下中村へ桃畑見物 ２５日 電気鉄道を借切で、箱根湯本へ遊行 ４月 １日 田甫でタンポポを摘む ６日 帰京 ●大正元年〜２年 １２月１９日 慶喜国府津着（自家用自動車で新橋まで） ２３日 村長の蜜柑山へ １月１３日 村長宅へ遊びに行く １６日 菅原神社から浜へ散歩 ２月 １日 田島、境の山へ散歩 １３日 田島より山伝いに帰邸 ２２日 森戸の松より土手伝いに田島へ散歩 ３月 １日 浪子（７女）、英子（１１女）来邸し、田甫へ花摘み １２日 午前５時トイレに行き転び、後頭部を約６センチ切る 和仁医師午前６時に出頭、以後毎日ガーゼの交換に往診 ２３日 喜久子 (孫・故高松宮妃)来邸、一緒に鉄道土手へツクシ摘み４月 ２日 国府津駅前の神戸商店で、土産に箱根細工を買う ７日 田甫の桃畑へ行き、海岸まで散歩 １４日 菅原神社より森戸の松まで散歩 １７日 土産として蒲鉾・漬物を小田原「ちん里う」で買わせる ２１日 帰京
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